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interview

Vol.1  鈴木理也氏




BRIGAシュートゥリーブーツタイプの 開発・改良に多大なご協力・ご助言を 頂いた、
鈴木理也氏に 完成したBRIGAシュートゥリーについて インタビューさせて頂きました。







多くのブーツユーザーは経年変化を楽しみ1足1足のシワに愛着を持つものです。
既存のブーツトゥリーはアッパー全体にフィットして、しっかりとシワを伸ばすのに対して、
BRIGAのブーツトゥリーは、甲の部分の立ち上げでシワを自然に伸ばすので、
履きシワも含めて経年変化を楽しむ ブーツユーザーにも 響くのではないでしょうか。

私はヴィンテージブーツも数多く所有しております。
これらのブーツはアッパーに使用されているレザーはしっかりとなめされていて丈夫ですが、
現代のブーツとは異なりヴィンテージブーツの場合は芯材にも革を使用しているものが多く、
履きこむうちにヒールカウンターが潰れてしまうケースが多く見られます。
BRIGAのブーツトゥリーなら踵もしっかりとホールドしてくれるので、
ヒールカウンターのダメージケアにも最適です。

私の場合は仕事柄、毎日ブーツを履きますが、
多くのブーツユーザーの場合は週末しか履けない方も多いかと思いますので、
ブーツの保管方法も大事なメンテナンスの一つです。
ブーツを保管する際、私は左右のシューズを重ねた状態で通気性の高いラックに入れていますが、
その際どうしても踵とつま先が干渉し合い潰れてしまうんですよね。
このブーツトゥリーを入れて保管することで、このような心配も解消できますね。








あと私が気にいっている点は、ブーツトゥリーを入れた時の表情です。
既存のバネ式のブーツトゥリーだと、前後にテンションが掛かりすぎてしまうことで、羽根が開いてしまい 見栄えが悪いのですが、
このモデルは、装着しても羽根が閉じて綺麗なフォルムをキープしてくれます。
また、上部に金属のリングが付いている事で、履口からリングが見え靴棚に入れた時の印象も変わります。
靴棚にある全てのブーツにこの ブーツトゥリーを入れると、壮観ですね。
ブーツユーザーの方々も このブーツトゥリーを 一足入れたら、全てのブーツに入れたくなるのではないでしょうか。

着脱のしやすさも見逃せません。構造的に非常に画期的ですね、
ワンタッチスライドで 出し入れでき、着脱がとてもスムーズですね。
入れてから時間が経過してもヒールが浮いてこないよう形成されていて、
機能を追求して作られたこのブーツトゥリーは、既存のブーツトゥリーと比べ、
デザイン性・機能性ともに高く新鮮に映りますね。

ブーツを持っている方なら 分かるとは思いますが、ブーツは決して通気性に優れたモノでは ありません。
特にエンジニアブーツの様に ロングホーズのブーツは、 風通しの悪さから匂いやカビに 皆さん悩まされている事と思います。
このブーツトゥリーに使われているイースタンレッドシダーは 防臭、防カビ効果がある為、そんな悩みも 解消してくれます。
まさにブーツの味方ですね。笑)







鈴木理也
ブーツのミカタ主宰。 元レッド・ウィング ・ジャパン代表。
ブーツブランド Ol' Shanks Bootsの ディレクターを務める。




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